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オーナーへメッセージ

2009年01月21日

PentHouseのぶっちゃけ話

去年の秋に、SusukinoにPentHouseというクラブが出来て、二ヶ月くらいで閉店しました。そこで私はダンサーをやっていました。
PentHouseのぶっちゃけ話
スタッフの一人としてこのブログにも何度も記事を書こうと思ったのですが書けませんでした。PentHouseの問題は多岐にわたります。
1:何のお店だか結局不明確だった。
2:スタッフがほとんど来なかった。
3:オーナーが営業時間ほとんど来られなかった。
4:テロ事件。

以下説明します。
1ですが、基本的にクラブであることは確かでした。キャストを置いて、お客さんの接待をするお店です。実は上空にVIPルームも作られていました。ただし、セックスを含む性的サービスがあるお店なのかどうかという事が、最後までスタッフの誰も知りませんでした。
そもそもの始まりは、米PlayBoyの正式な許諾を得た、SL初の公認プレイボーイクラブを作るというえらいアイデアで始まったようです。建築中、ずっとバニーマークを掲げていたことを覚えておられる方も多いでしょう。実際に交渉を行い、一度はOKをもらいかけたようですが、結局この件は流れ、プレイボーイという店名が使えなくなりました。そこで「ペントハウスならビルの最上階とかの意味に使う一般名詞だからOK」ということでPentHouseになりました。

プレイボーイだったころの名残で、PentHouseのスタッフの肩書にはバニーがありましたが、実際のお店でのバニーの役割は不明になってしまいました。

最終的に、高級クラブという設定が残り、また、インワールド有名店とのコラボレーションを行うということで、メインフロアでの全裸とかはなし。えっちなことはVIPルームでという形になりました。キャストはそれでいいとして、困ったのはPH唯一のダンサーだった私です^^。もともとストリッパーなので、脱がない私はただのアホですww。

VIPルームはいくつか作る予定だったようですが、一つだけ完成、ただし、ダンスのための施設は特になく、エロのための施設もありませんでした。単に狭い個室にソファとテーブルがあっただけです。また、結局閉店までVIPルームは一般向けに公開されることはなく、入ったのはスタッフだけでした。

2について、そもそもスタッフはススキノ常連の女の子にオーナーサイドが声をかけることで集められました。プレイボーイの予定だったときに行ったバニーオーディションで撰に漏れた人が自動的にキャストということになったりしたようですが、キャストの子達にその事が周知されておらず、知らない間にキャストにされていたなどの不平が出ました。毎日営業のクラブのキャストをやりたいと言ってなった人は皆無でした。私もオーナーにダンサーやってほしいと頼まれて引き受けましたが、まさかダンサーが私一人とは思いませんでした。結果的に、開店後10人ほどいたキャストはほとんど来る事がなくなりました。二三人、頑張って顔を出してくれるキャストもいましたが、営業時間にキャストがいない事態が多いという現実でした。

私はダンサーという肩書で、引き受けるときに「自分の気が向いたときに踊りに来る、そうでないときはサボる」と宣言していたので、そもそも真面目に行く気はありませんでした。

結果的に、いつもいるのはバーテンとママだけという状況になってしまいます。いくらなんでもあの広さであの内装のクラブとしては異常です。バーテンは当初から末期まで本当に頑張っていました。初心者の女の子が来ると、フリースキンやら衣装やらを配っている場所のリストをあげたりしてましたし、とくに女の子にはやさしく接客していましたwww。

ママもお店とスタッフのためにどうしたらうまくいくか、真剣に考えてがんばっていました。
キャストもママを信頼して、いっそススキノ以外でやったらと意見するほどでした。

3について、PHのオーナーは二人いましたが、二人とも忙しい人で、夜の営業時間になかなか顔を出せませんでした。結果としてママがなにかやりたいと思ってもオーナーの了承を得るのが難しく、緊急の場合の対処もできないという状況になっていました。もちろんオーナーも時間を割いてお店の内装を考えたり、コラボ先との交渉を行ったりしていたのですが、どうしても意思疎通に問題がありました。

4について。
PHの末期、すでにお客様もあまり見えなくなっていた時期ですが、テロがありました。営業時間が終わり、私とバーテンがお店を後にした30分後くらいのときに、誰かが勝手に土地の造成を行っていたようです。目撃者によると、PentHouseの土地が突然山のように盛り上がったということです。それとともに、Rez攻撃があったのかもしれません。お店の備品がのきなみリターンされるという事態に発展しました。アイテムリターンのダイアログが出て怪訝に思っていたところに、目撃者からの連絡があり、いってみたところ、土地は平坦になっていましたが、多くの備品が失われていました。元の所有者に戻ったものは取り急ぎ復旧できましたが、リターンされずに失われたものもありました。

実はそれまでPentHouseの土地の設定はザルでした。誰でもRezできましたし、スクリプトも野放しでした。これには理由があって、もともとスタッフグループの土地にしていたものを、会員制クラブにするという目的で、お客グループの所有に変更していたのです。その上でスタッフの作業も可能にするために、あらゆる権限がONになっていましいた。自業自得といえる事件だったのですが、この件をきっかけに、グループ設定をシビアにする変更がなされました。ところがここで新たな不具合が起きます。

置かれていたオブジェクトがお客グループに属していれば問題ないのですが、もともと建造時のスタッフグループに属していたオブジェクトが、午後11時頃から正常に動かないとう問題が発生します。時刻によって挙動が変化するのはいくらなんでも不思議なので、当時のサーバのバグだったのかもしれません。結果的に、営業時間にドアが開かない。カウンターの椅子に座れないなどの不具合が発生します。そこにいるスタッフが自分で調整できるオブジェクトならいいのですが、オーナーが設置したものはその場ではどうしようもありません。これらの不具合についに開店以来ほぼ皆勤だったバーテンが音を上げ、出勤しなくなります。ママはテロのときに自作のチップジャーがリターンされずに消えたことに抗議し、「オーナーが気づくまで」とストライキに入っています。ただし、このストライキの理由は当初スタッフには知らされていなかったので、ママも見放したと思わせるのに十分でした。

最後の数日は、ダンサー一人で出勤するということになっていました。お客もいません。非常に空しい数日でした。

そこでオーナーから「最近PH休業してるんだって?」とIMが入ります。そりゃもう切れましたww。「休んでないわよ、私一人で出勤してる」って怒りの返信です。

まあ、ダンサー一人じゃどうにもならないので、急遽オーナーとママと私で会議をして、当面閉店することに決定したのです。閉店をお知らせするPH最後のお客様向け通知は私が流しました。

結局オーナー、ママ、スタッフ間での意思疎通の問題が積もり積もったところで、テロがとどめをさした形になったのだと思います。この記事に書いたことは私の立場での見方なので、他のスタッフにはまた別の意見があると思います。少なくとも、テロを行った人以外、誰一人悪意で動いた人はなくただただすれ違いがあったのだと思っています。




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Posted by Hitomi Magne at 16:59│Comments(0)日常
 
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